9月1日(土)授業⑥

8の字農業のすすめ ~牛・草・土と食・地域おこし~

共生(畜産):原田 英男 先生
(元農林水産省畜産部長・一般財団法人畜産環境整備機構 理事)


Q:8の字農業って?
A:数字の8の真ん中に牛(畜産、もっと広く言えば農業)がいる図案です。
  8の字の下のサークルは、土を作る人と草(飼料)を作る人がいます。
  言ってみれば牛を育てるのに必要な1次部門の関連企業の皆さん。
  8の字の上のサークルは、製品としての肉や乳製品を取り扱う関連食品の皆さん。
  多くの人が関わって美味しい食品ができます。
  ストーリーが独創的で、製品の個性がないと売れません。
  農業体験ツアーや民泊ならぬ農泊、そしてグルメツアーといった形で地域創生の一助になれば最高!
  みんなで楽しく農業をしましょう!

  誰かヤギを飼いませんか?
  今やヤギは人気者で引っ張りだこ。
  ヤギの良いところ
  ①人間に代わって、草刈りをしてくれる!
  ②学校の教育現場で生物の教材になる
  ③もちろんペットとして可愛い♡
  ④アニマルセラピーとして効果が期待できる
  ⑤お乳も絞れます!
  ⑥最後は食べることだって・・・
  誰かヤギを飼いませんか?(笑)

次は必ずもっとうまく失敗してやる!

生活:斎藤 賢治 先生
(株式会社榮太樓總本鋪 新規事業開発部Webマーケティング担当シニアマネージャー)


Q:経営している会社がうまくいかなくなった時、どうしたらいいですか?
A:会社の寿命は20年といわれることを考えると、うまくいかないときの方が多いんですよ。
  うまくいかなくなったときに ちゃんとやめることが出来るように、いつも考えているようにしたい
  ものですね。

Q:会社がうまくいかなくなった時って、どんな時でした?
A:頭の良い社員ばかり増えました。会社のカラーもしくはポリシーに合わない人間が増えてきました。
  売り上げは低迷し、その原因探しに忙しい会社になってしまいました。社内に怪文書が出回りました。
  ベンチャーキャピタルが経営に介入してきました。金融機関も急に投資の話に消極的になりましたよ。
  手のひら返すってこんなことかな?幹部の裏切りにもびっくりでした。
 
実際に経営が悪くなってからの話って、なかなか聞くことができませんよね。だからこそ貴重なんです。
経営者のみなさんにとって絶対にプラスになる話です。

最新情報!
インターネット販売業界がこの半年間で変化した事

社会:小林 厚士 先生(株式会社アイズモーション 代表取締役)


次の言葉の意味を知っていますか?
「アフェリエイト」・・サイト(ブログ)で広告主の商品やサービスを紹介することで、
           ユーザーが商品を購入するなどの成果が上がった場合に報酬(広告収入)を
           受け取ることができる仕組み

「オムニチャンネル」・・実店舗とECサイトの情報管理システムを統一することで顧客フォローし
            機会損失を防ぐための販売戦略。

「ポップアップストア」・・数日~数週間のみ出店する期間限定の店舗。停車場・駅・商業施設の
             空きスペースによく出店し「突然現れるお店」といったニュアンスがある。

「ライブコマース」・・リアルタイムなライブ配信によりECにおいて様々な販売促進効果をもたらすもの。
           いわばテレビショッピングのインターネット配信版。
           リアルタイムで商品を紹介する映像を配信することで
           視聴者に親近感を持ってもらい商品についてよく理解してもらうという狙いあり。

「越境EC」・・ECサイトと同様、インターネットを使った通信販売を指すが、自国内向け(母国語)サイト
       でなく、外国語サイトを設け積極的に海外の消費者に販売する形態。そのため、ECサイトを
       運営する企業側は海外に直接出店するリスクやコストの軽減につながり、かつ、商圏は広く
       なるため初期投資額を抑えながら海外進出を狙える。

みなさんはどれだけ知っていましたか?ECの世界の進み方は想像以上に早いと思いますよ。
                                            新井

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「もういちど7歳の目で世界を」をキャッチフレーズに日本全国へ展開を続ける大人の社会塾、熱中小学校。長野県内、また中部地方でも初の熱中小学校として開校したのが、私たち「信州たかもり熱中小学校」です。