2023年10月授業レポート

■授業日
令和5年10月21日(土)

■授業タイトル 
高森まるごと収穫祭に参加しよう!

■おおまかな内容
高森町主催の高森まるごと収穫祭に参加するために生徒間で話し合って内容を決め、当日では出店という形式で塩焼きそばを販売した。

■感想
・毎年開催される「高森まるごと収穫祭」に参加して全員が楽しむことを一番の目的とする。
・参加の形式や方針は予定されておらず、生徒と事務局員の話し合いによって決められる。
以上の2点のみを聞かされ、皆で様々な意見・要望を出し合うところから始まった。形式を出店にするところまでは早かったものの、販売するものや製造個数、商品のレシピなどを試作を通して試行錯誤を行い、沢山の時間をかけて本番を迎えることになった。
 収穫祭当日では早朝から事務局員と数人の生徒が集まったことで予定より早い時間で販売を開始することができ、昼前などのピーク時に供給が追い付かなくなりつつも、当時担当した生徒全員が声を掛け合いながら協力して取り組んでいた。その後も収穫祭が終了するまで多くの生徒が集まって交代しながら店を回し、結果737食の売り上げを出すこととなり、惜しくも製造個数にわずかに届かず完売とまではいかなかったものの、予想よりも大きい数字に生徒を中心としたたかもり熱中小学校全体の一体感と最後までやり切った達成感を大いに感じた。
 また、今回の収穫祭はハロウィンを一つのテーマにしており、町長と数名の生徒が仮装を楽しむ姿が見られた。そういった点でも「収穫祭に参加して楽しむ」という目標は出店を含めて十分に達成できたといえるだろう。

 参加者も含め、会場に足を運んだ人を観察すると収穫祭が幅広い年齢層の町民の憩いの場になっていること、こうした地域の行事の盛り上がりが活気に繋がることを実感した。それらを踏まえた上で、このたかもり熱中小学校の大きな目的の一つである収穫祭の参加には、私たちが若者の地域に対する関心の大切さに気付かせる効果があったと思う。

株式会社飯田精密 竹内大輔

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「もういちど7歳の目で世界を」をキャッチフレーズに日本全国へ展開を続ける大人の社会塾、熱中小学校。長野県内、また中部地方でも初の熱中小学校として開校したのが、私たち「信州たかもり熱中小学校」です。