■授業日
令和5年6月9日(金)
■講師
中村 健 先生 (早稲田大学マニフェスト研究所 事務局長)
■授業タイトル
「議会って何してる?」
■おおまかな内容
〇高森町議会の見学 (・は実際に見学した質問事項)
・機能別消防団導入を機に、変わる消防団に期待し、なり手不足を補えないか。
・熱中症対策の推進について
・地域コミュニティの再構築に向けて
・物価高騰対策について
〇中村健先生による講義
〇ホームルーム(7/14のキャンプ飯の計画について)
■感想
今回の授業では高森町議会を見学し、初めて議会を見学したというメンバーが多かったため、グループに分かれ感想を言い合う中で「身近に感じる議題で興味を持って話を聞くことができた。」というような地元だからこその意見や、「議会で出た案がはっきりした答えになっていないと感じた」「質問内容が既に話し合われており、答えが決められている様に感じた」などの厳しい意見もあった。
私たちは医療従事者として、熱中症対策の推進についてという議題内容に興味を惹かれました。夏が近づき、病院でも脱水による入院患者さんが増えていきます。高齢者から若い世代まで熱中症にならないように必要な対策を町が考え行動してくれることで、罹患する患者さんが減り住民の健康を守れるのではないかと感じた。町は多くの会社や病院、施設など全てが協力し合いながら支えあっているのだなという考えを持てるようになった。
議会を傍聴後、中村先生の講義によって議会の役割や構図を学び、議員の方の存在が私たち住民の生活にどう影響してきているのかを知ることができた。町のお金や私たちの給料から引かれる住民税など身近に感じるものを議題にした講義は興味・関心を持って楽しく学ぶことができた。講義の最後に選挙や今後機会があれば選挙に出てもいいと思うという人が増えたことも印象強い。
町づくりは住民の代表として声を発信してくれる存在のおかげで成り立っており、こうした情報を発信してくれる高森熱中小学校への参加や地域の方との交流の私たちが議会や政治への興味を持つきっかけになっていると感じた。
下伊那厚生病院 林 あゆみ・北野 絢子